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| 「暴れ馬に尻を蹴り飛ばされる」 |
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| 2月12日 横浜FC 0-1 ロッソ熊本 |
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2/12のプレシーズンマッチ、ロッソ熊本戦。プレシーズンマッチとは言え、内容も足達監督が「90分試合をやりきる事が狙いだった」と言い訳するしかない程のお粗末な内容。こんな寒い試合を見に行ったオレ(現地組)乙。
スタメンは、
GK菅野
DF金澤、トゥイード、室井、ヨンデ
MF山口、吉野、ルイス、小林
FWカズ、城
とあったが、実際は小林は左SB、あるいは左WBのポジション。攻撃時は非常に高いポジションを取り、3バック状態。守備時は4バック程度に戻るという戦い方。敢えて言うなら4-3-1-2で、司令塔の位置にはルイス。3ボランチで右からヨンデ、山口、吉野。
序盤からパスミスを繰り返し、リズムを悪くする。特に小林のパスの精度の悪さは、その起用の意味を「ナカジを評価していない事による消去法」とだけ感じさせるものだった。小林はオーバーラップも無く、最初から高い位置を取らせる意味が殆どない。
中途半端なポジショニングでその裏を狙われ続ける。最後の失点も無人の左サイドを破られたもの。精神面でムラがあるナカジを評価していなかった足達監督だが、小林では積極的なプレーに欠け、今年も左SBには悩む事になるだろう。
前半から裏を取られ続けた室井も不安定な状態。ラインが室井に取って殆ど初めての組み合わせでは、調整に厳しいところがあったとは思う。前半から「落ち着け」と言っていた様に、後ろの選手は攻撃をされ続けるというリズムの悪さはかわいそうだった。
しかし、室井は山尾以上にスピードがなく、裏を取られると相手のユニフォームを引っ張りに行くという危ない面も見せた。高さはあるのでハイボールには強いところを見せたが、それだけでは勝てない。
横浜サポ期待の新外国人ルイス。狭いところをすり抜けるブラジル人特有の上手さは感じさせたが、パスのセンスがないのか周りの選手を広く使うという意識が低かった。フィジカルも弱く、少しの接触で倒れボールを失いすぎた。彼と心中するのは納得行かない。彼から始まるカウンターがシュートで終わったシーンが無かった。
この試合で評価できるのは、まず「菅野」。菅野が最初に出てくるというところで、試合内容の酷さは言わずもがな。1対1への強さは今年も健在。小山に奪われた定位置も奪い返せそう。1対1を4.5本止めたんですけど。神降臨するも、勝利ならず。失点したヘディングもロッソの選手をフリーにさせた時点で、ノーチャンス。こうしたシーンを今シーズンは何度も目の当たりにしないといけないのか。。。
新加入で言えば、吉野とヨンデにボールが回ればチームが落ち着くのだが、全体的に前日の練習を意識しすぎたのかバタバタしていて、彼らのいい面があまり見る事はできなかった。
前半の吉野は効果的な飛び出し、サイドチェンジを見せ、内田をベンチに追いやった力の片鱗は見せたと思う。後半ボランチになってからは、安定感に欠けたが、攻撃面では効果的なパスは何度か見る事ができた。
ヨンデは、前半ボランチで出場。前半終了間際の城のクロスバー直撃のシュートをアシストしたのも彼。(決まってはいないが。。。)カウンター気味でヨンデのドリブルもフェイクを入れながらのドリブル。はっきり言ってルイスより速かった。後半CBに入ったが、強さはみられなかった。危ない形でボールを奪われる等、連携のなさを露見する事となった。
大卒でスタメンは金澤のみ。守備面で1対1ではあまり貢献できなかったが、出足の鋭さは目を引いた。DFのオーバーラップは前との連携が必要なだけに、もう少し見てみたい。クロス自体は回数が少なかった前半の方がよかった。後半になってから回数が増えた割に明後日の方向ばかりだったのと、一人でDFを振り切れる技術のなさは気になった。技術がないならダイレクトで上げる力を身につけて欲しい。
内田は右MFで入った。しかし右から崩すというより、金澤を引き出したり、中央にパスを出すという動きには、吉野へのライバル心が剥き出しだったが、悪い流れは変えられず。まだ苦悩の日は続く。
総じて言えば、チームで何がやりたいのかわからない。試合後のコメントで「90分試合をやり通す事が狙いだった」であるのに、交代も全員使わない等(ロッソは5人交代)、テストしている意味がどこにあるのかわからない。
個人能力の高い選手が集まっても、それを形にしないのであれば、組織で戦えないのは明白。札幌の柳下監督が組織・規律を前提に戦うのと、全く逆方向に進んで結果が残せていない現状のやり方には、問題があると言われても仕方ない。 |
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